広告 Java プログラミング 資格

Java SE 8 Silverに合格した話

2020年9月8日

初めましての方は初めまして。DICEです。
私自身、「資格なんて有っても無くても良いでしょ」と考えているんですが、何となく取ったりはしています。
なんで資格を取っているかと言うと、外部から「あ、この人この資格持っているんだー」と思ってもらうことによって自身の成果物を見せる前にある程度の実力を知ってもらうための判断材料になるからです。
さて、今回話すのはJava Silverというベンダー資格についてです。
これから受けようと思っている人の手助けに少しでもなればと思います。

Oracle認定Javaプログラマ Silver SE 8は米Oracle社が主催する、Javaの知識と技能をレベル別に認定するベンダー試験です。

勉強に使った書籍

試験を受けるにあたって、何冊か書籍を購入することはよくあると思います。
私は1冊のみで試験に臨み合格できました。ここでは私が実際に使用した書籍を紹介します。

徹底攻略 Java SE 8 Silver 問題集

いわゆる黒本と呼ばれる書籍です。この資格において一番の有名どころですね。
私はこの本一冊で勉強し、この試験に合格しました。Java Silverを受験したという他の記事を見ると複数の書籍を使って勉強すると良いとのことですが、正直この一冊でも十分足ります。
足りるといってもJavaの基礎が出来上がっている場合の話です。基礎ができていないのであれば別の書籍と合わせることをおススメします。
(基礎ができていない状態で「資格を取る!」と決める人はなかなかいないと思いますが......)

勉強方法

まずどのように勉強していくかですが、本音を言えば「自由にやってくれ」なんですよねw
今回はそう言ってしまうと記事を書いた意味がなくなってしまうので、私の勉強過程をお話しします。

(1)分からない前提で1周やり切る

最初なんて分からないことだらけですよ。もちろん、一つ一つ順番に理解して次、理解して次という勉強方法でも良いですが、この方法だと効率が悪いと思いました。なので、まずは分からない前提で1周します。
なんでそんなことをするのかと言うと、分からない前提で1周することによって今の自分に何が足りていないのか今の自分の弱点は何なのかがわかってきます。
まずこの二つが分からないことには勉強のしようがありません。
徹底攻略 Java SE 8 Silver 問題集にはかなりの量の問題が用意されています。1周するだけでも自分の弱点や足りていない部分が浮き彫りになってきます。
1周した段階で「あ、ここ弱いな」とか「全然わからなかった」と思ったところをメモしておきましょう。

(2)弱点克服

いきなり弱点克服と言っていますが、これは何周目でも言えることなので弱点を克服できたらまた1周して足りなかったらここに戻ってきて弱点を克服し、また1周の繰り返しです。

さて、弱点の克服方法ですが私は「1問解く答えを確認」の繰り返しです。問題を解く時は回答をノートなどに書きましょう。
答えを確認したら赤ペンなどの色ペンで答えを映してしまってOKです。
「答えの丸写しとか勉強になるの?」と思うかもしれませんが、ただ写しただけでは勉強にはなりません。
写した後にどうするかが重要です。「写したから終わり」ではなく「なぜその答えになるのか」を理解することが大切です。なので、丸写しした答えに対してはコメント文を書くようにして(例:この答えは○○が~のためこうなる)なぜその答えになるのかをいつでも確認できるようにしましょう。
ある程度コメントを書いてまとめられたらその弱点について深掘りして理解を深めてください。基本的にインターネットで調べれば情報として出てくるので黒本以外で分からないことはインターネットに頼るのも手です。インターネットが信用できないのであれば通称「白本」と呼ばれる書籍や、「紫本」と呼ばれる書籍を買うのも良いかもしれません。そこはお財布と相談して決めてください。

紫本

白本

勉強方法は以上になります。
「え?これだけ?」と思う人もいるかもしれませんがこれだけです。
基本的に黒本を網羅できれば合格できます。黒本には模擬問題があるので、その模擬問題で90%以上の正答率を維持できれば十分合格圏内です。実際の試験も黒本の問題と瓜二つだったりするので、黒本をやった後だと「あれ?この問題見たことあるぞ」となる問題がかなりあります。

合否について

この試験は「CBT」と言うパソコンを使用した試験形式のため試験が終了すると、その場で合否を教えてくれます

合格証明書については、試験終了後30分~1時間ほどでOracle社からメールが送られてきます。
そのメールにあるにある「CertView」の手続きをすると、合否の確認や合格証書をダウンロードすることができます。
CertViewを利用するには、「Oracleアカウント」と「ピアソンVUEアカウント」の二つが必要になります。
その他、詳しい内容はこちらの方の記事が分かり易いので参考になります。

[st-card-ex url="https://nanayaku.com/java-silver-pass-fail-confirmation/" target="_blank" rel="nofollow" label="" name="" bgcolor="" color="" readmore=""]

私の勉強期間

私がJava SE 8 Silverの勉強を始めてから合格するまでの期間は約2か月です。
仕事をしながらというのもありますが、2か月あれば十分間に合いました。「余裕をもってやりたいよ」という人は3か月を目安に勉強すると良いかもしれないですね。
短期で終わらせたいのであれば黒本を1か月みっちりやってください。それで合格できると言っても良いでしょう。

勉強の度合いとしては

  • 平日:仕事から帰宅後1時間
  • 休日:4時間程

こんなものです。もちろん毎日......と言いたいところですが、ちょくちょく休みながらこの勉強度合いで勉強を続け、2か月で合格できました。なので、毎日しっかりと勉強し、もっと時間を割くことができれば1か月でも十分合格できます。
最終的には本人のやる気次第です。

まとめ

いかがだったでしょうか。ほんの少しでも参考になれば幸いです。
もし何かしら質問がある場合は、当サイトの公式LINEや問い合わせフォーム、Twitterなどでお気軽に質問してください。

-Java, プログラミング, 資格
-,